地産地消レポート 地元、食べてます

いま日本各地では、それぞれに地産地消を実現するため、さまざまな「地元を食べる」取り組みが行なわれています。それら数多くの動きの中から、ユニークなものをご紹介します。

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福島県郡山市

あぐり市へ行こう!あぐり市をやろう!

福島県郡山市の駅前通りにズラリとならんだ野菜、野菜、野菜。道行く人が、足をとめ、その野菜を楽しそうに眺めている。カメラをかまえて写真撮影する人もいる。今年7月、郡山市駅前通りの恒例イベント、あぐり市の“作品発表会”が開催された。今年も変わらず好評のようだ。

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福島県鮫川村

村の元気のみなもとは大豆の地産地消
地場産大豆が村の暮らしの昔と今をつなぐ

東北新幹線の新白河駅から、福島県の太平洋側を南北に走る阿武隈山地に向かって車で1時間。標高400〜700mの山あいにある福島県鮫川村(さめがわむら)に到着した。鉄道の線路も高速道路も通っていない、人口4300人の小さな村だが、村独自の大豆の地産地消“豆で達者な村づくり”プロジェクトで、いま全国から熱い視線を集めている村である。

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東京都あきる野市

多彩な品揃えは地域の元気の証、地元に根付いた地産地消の魅力
―秋川ファーマーズセンター

東京23区の奥に広がる多摩地域を西へ、西へ。その昔、木炭や材木を江戸に運ぶために整備されたという、五日市街道を伝って多摩川をわたり、あきる野市に入ると、道路の両側は見晴らしのよい台地となり、遠くには奥多摩の山々が連なる。点在する畑地に囲まれて、大きな鳥が羽を広げたような屋根の、ひときわ大きな建物が見えてきた。農作物直売所「秋川ファーマーズセンター」だ。

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徳島県勝浦町

地元の食材たっぷりの学校給食で、いきいき町づくり

徳島市を南北に横切る国道55号から県道16号に入り、山あい方向に車で1時間ほど走ると、道路のすぐそばまでみかんの木が立ち並ぶようになる。ここ、徳島県勝浦郡勝浦町は徳島みかん発祥の地。昔から阿波貯蔵みかんの産地として知られ、ひところより生産量が減ったとはいえ、現在もみかんの出荷量は県内一である。

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山形県小国町 小玉川・樽口・伊佐領集落

山の恵みを生かした観光ワラビ園は「コミュニティの源」
集落の山を「観光ワラビ園」に、「山菜の学校」に

山菜の宝庫・小国町には、現在、11カ所の観光ワラビ園がある。毎年5月中・下旬から約ひと月半にわたり、週2、3回オープンしており(開園時間はたいてい午前中の2、3時間)、入園料は2,000円程度で採り放題。味噌汁のサービスや飲物、山菜、焼きイワナなどの販売もあり、シーズン中に1万人余りの観光客が訪れるほどの人気ぶりだ。

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兵庫県多可町八千代区「マイスター工房八千代」

素材も手間も「ケチらない」 郷土にあるものを「見捨てない」
ここだけの味・絶品の寿司は、地域を大切に思う人たちの手から

多可町は昨年11月に八千代町、加美町、中町が合併してできた町。隣の中区(旧中町)からやって来たという年配の夫婦は、巻き寿司11本購入。「いただきもののお返しに知人へ届けようと思って。ここのは甘くておいしいでしょ。テレビや雑誌などに出て有名だしね」。ほぼ2カ月に一度の割合で買いに来るという。

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宮崎県高千穂町岩戸「五ケ村村おこしグループ」

地鶏うどんに地鶏そば、1個70円の温泉団子、平均年齢70歳
山里のふだんの食事がむらと神楽と棚田をまもった

五ケ村は、水田が少なく、旧岩戸村のなかでも、もっとも貧しいとされた地域だった。それを克服しようと、大正6年から4年をかけて建設された溜池は、地盤の関係で漏水が激しく、使いものにならなかった。あげくのはては、大雨で決壊し、水害を起こす始末だった。